2007年10月16日から納期調整が続く厳しい状況の中 ホテルに戻っても仕事は続いていました。 船舶コンテナでは間に合わず 殆どの製品がエアカーゴと言う異常事態です。 毎日が神経消耗戦のような状況下 それでも解決に導かなくては大変なことになります。 担当の李さんです。 彼女は厦門大学出身の才媛で私の娘と同じ年代、私の会社の担当者です。 凹んでる私を見かねて、日曜日に外へ連れ出してくれました。 厦門大学キャンパスの学食をいただきました。 これはデザートですが、すごく美味しい。 厦門大学に隣接する有名なお寺へ行きました。 お寺の中はことごとく撮影禁止で 中々撮影する機会に恵まれません。 信心深い参拝者が多いです。 李さんは経済的に厳しかった学生時代、この寺の僧侶に、賽銭をケチると問題があると言われ 彼女はアルバイトをしながら学費を賄っていた訳で、賽銭の金額が信心の深さに比例するのかと、 かなりショックが大きかったと、つぶやいていました。 ここで修行を重ねる若い僧侶たちは 比較的裕福な寺院の跡取り僧侶が多く 彼女は、信心の尺度と金額が比例するような僧侶の言い方に 深く傷ついたと思います。 お寺では、合掌もしなかった彼女でした。 今回の納期遅れは、彼女の責任ではありません。 指示を受け取った下請け工場担当者が 考えられないミスを犯してしまい 4年ほど前から指摘していたのですが、案の定というか・・・ 深刻な状況に陥りました。 この歳になって恥ずかしいのですが、逝った父であれば、どのような解決策を導くのだろうと・・・ サポートして欲しいと潰れそうな自分がいました。 何度も何度も父親に独り言を繰り返す自分がいました。 なんとか軌道修正して、長い出張は終わりました 疲れた・・・・ 蒼い蒼い空が見たいなぁ・・・CONNIEと



ページの先頭へ